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UP DATE2020.12.01

羽目を外しちゃダメですよ~


12月に入りました。
例年でしたら忘年会シーズンですが、今年は会食がコロナ感染拡大の一因と言われていることもあり、忘年会を控えるところも多いのではないでしょうか。
 
呑みの席で羽目を外してしまった…なんて経験のある方もいらっしゃると思いますが、「羽目」というのも建築用語です。
羽目(板)とは、パネル式に連続して並べて平らに張ることができるように、つなぎ目として両サイドに凸凹の刻みを付けて加工した板のことです。
壁や天井などに用いられます。
正倉院文書にも登場するほど、建築技法としては古いそうですよ。
はめたり外したりできるので「羽目(板)」と言うのだとか。
 
竪(たて)羽目:縦に張った羽目 ※板の接ぎ目に目板(めいた)を打つものもある
目板羽目:目板(板塀や羽目板の合わせ目に打ち付ける幅の狭い板)のついた羽目
布羽目:板を横に張った羽目(横羽目)※ただ羽目板ということも多い
太鼓羽目:両面を板張りにした羽目
腰羽目:壁の下方1メートルくらいに張った羽目
 
「羽目を外す」とは「調子に乗って度を越す」という意味ですが、羽目板を外してしまうと見た目を損なってしまうところから来ているのかもしれません。
 
ただし、馬の口に噛ませるハミ(「馬銜」と書き、ハメとも言う)から来ているという説もあります。
馬を制御するために使用するものですが、これを外してしまうと馬は自分勝手に走り出してしまいますから、ここから自由奔放に振る舞うことを指すようになったとか。
こちらのほうがイメージに近いかも。
 
そういえば、「~する羽目になった」という言い回しもあります。
あまり望ましくない状況に陥ったときに使いますが、こちらは羽目板のようにきっちりはまって、身動きが取れない状態を表しているのかもしれませんね。
 
終わり良ければすべて良し。
「しまった…」と後悔する羽目にならないように、心して過ごしたいものです。
 
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