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UP DATE2020.12.14

建物の固定資産税評価額が知りたい!計算方法と調べ方は?


固定資産税評価額とは、毎年土地や建物の所有者に課せられる不動産固定資産税の基準価格です。
1月1日時点の固定資産課税台帳に登録されている固定資産税評価額が標準課税額となり、固定資産税が算出されます。
その他にも都市計画税や登録免許税、不動産取得税の算出の基準額ともなる評価額は、どのように決められるのでしょうか?
 
ここでは、建物の固定資産税評価額の計算方法や調べ方について解説しましょう。
 

 

建物の固定資産税評価額の計算方法

固定資産税評価額は、各自治体によって異なる”建物をどう評価するのか”を定めた固定資産評価基準に基づき、管轄する自治体の担当者が調査して評価し決定します。
 
【評価額の計算方法】
再建築評点数×経年減点補正率×評点1点当たりの価額
 
●再建築評点数とは
当該建物と同じものを新築した場合に必要とされる建築費のこと。
木造か鉄筋かなどの構造や建材、トイレやキッチンなどの設備の大きさや質によって大きく変わります。
 
●経年減点補正率とは
建物の経過年数によって生じる消耗の状況による減価のことで、構造や用途による基準表があります。
 
●評点1点当たりの価額とは
物価水準や設計管理費等を考慮した金額のことです。
 
建物の固定資産税評価額は新築時では請負工事金額の50~60%が目安だと言われており、土地と違って経過年数によって評価額が下がるため、古い建物ほど評価額は低くなります。
 

固定資産税評価額の調べ方

細かい基準で算出される固定資産税評価額は、自分ではなかなか計算できませんよね。
算出された固定資産税額を調べるには、以下の方法が簡単です。
3年に一回見直されるため、3年間は同価格となる点に注意しましょう。
 

課税明細書を確認する

固定資産税評価額を知るには、毎年送られてくる固定資産税の納税通知書にある「課税明細書」を確認するのが一番手っ取り早いでしょう。
当該不動産の”価格”欄に記載されている金額が固定資産税評価額です。
 

固定資産課税台帳を閲覧する

当該不動産を管轄する役所には、固定資産税評価額が登録されている固定資産課税台帳があります。
所有者本人が本人確認書を持参して、本人確認が取れれば閲覧することができるのです。
 

固定資産税評価証明書を入手する

当該不動産を管轄する役所に行き、固定資産課税台帳に登録されている内容を証明した「固定資産税評価証明書」の発行を申請しましょう。
所有者本人が本人確認書を持参して、本人確認が取れれば入手可能です。
 

 

固定資産税評価額を知れば、さまざまな税金が算出できる!

固定資産税評価額は、固定資産税だけでなくさまざまな税金の計算に使われる当該不動産の基準額です。
固定資産税評価額がわかれば、不動産売買にかかる税金を自分で算出できてしまいますね。
これから家の購入を考えているのなら、不動産売買で発生する税金がいくらかかるのかをあらかじめ把握し、予算に組み込んでおきましょう。
 
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