来週は強い寒気が流れ込んで、寒くなるそうです。
冬型の気圧配置になって、中国山地や四国山地でも雪の恐れがあるとか？！
皆さん、冬の備えは大丈夫ですか？
 
ところで、手足が冷えて凍え、かじかむ様子を「釘になる」と言うそうですよ。
キンキンに冷えたカチンカチンの釘…まさしく言い得て妙ですね。
 
「釘」と言えば建設現場に付き物のようなイメージがありますが、伝統的な日本の木造建築は、釘を使わず、木材の切り込みや組み合わせによる工法でした。
鎌倉時代頃からは念のために釘を打つようになり、江戸時代中頃から、言い逃れや間違いの無いようにあらかじめ念を押すという意味で「釘を刺す」という言葉が使われるようになったそうです。
 
今は丸釘が主流ですが、江戸時代まで使われていたのは四角い和釘です。
断面が角張っていて、先端が剣先状のため打ち込むのに力が要り、先にほぞ穴を開けてから釘を差し込むようにしていたそうです。
だから、「打つ」ではなく「刺す」と言うんだとか。
 
「釘の裏を返す」という言葉もあって、裏側に突き出た釘の先を曲げて抜けないようにすることから来ている言葉だそうです。
「釘を刺す」よりもさらに強く、念押ししている感じですね～
 
年末年始に向けて、気を緩めないように、しっかりと釘を刺しておかねば！
 
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