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UP DATE2021.01.16
不動産売買の簿価ってなに?時価とはどう違うのかについて解説

不動産売買で出てくる「簿価」「時価」というワード。
こちらでは不動産の簿価や時価について、どういうものなのか、どのような違いがあるのかなどについてチェックしていきましょう。
不動産の簿価とは
不動産の簿価とは、土地や建物を購入したときの取得価格のことです。
簿価は帳簿価額のことで、会計処理で用いられるワードです。
不動産のうち建物は、築年数が経つにつれてその価値が減少していくとされています。
会計の帳簿に載っている建物の価格は、購入したときに支払った金額であり、そこから減価償却によって、年々価値が減衰していく仕組みになっています。
耐用年数が経過すると、帳簿上の価値はなくなります。
不動産の時価とは
時価とは、不動産の現在の市場価値のことです。
簿価と時価を比べることで、売却のタイミングなどを見極めます。
簿価はどのようなときに使う?
簿価を使うのは、以下のような場面です。
・減価償却費の計算をするとき
取得したときから価値が目減りしていくものについては、耐用年数に応じて会計上の価値も減少させていくことになっています。
これを減価償却といい、減価償却費として一定の金額を毎年計上していきます。
この計算の際に、取得した金額=簿価が必要となります。
・譲渡益を計算するとき
譲渡益は「売却価格−(取得時の金額(簿価)+売却のための必要経費)」の計算式で求めます。
譲渡益が正しく計算できないと、支払うべき税金を算出することができません。
簿価がわからない場合は、成約価格の5%相当の金額を簿価とすることが認められています。
しかしそれでは非常に安い取得価格となってしまうため、譲渡所得が高くなってしまいます。
簿価がわからない場合の例としては、先祖代々受け継がれてきた不動産や、親族から相続した不明な点が多い不動産などがあります。
できるだけきちんと簿価を把握し、毎年減価償却をおこない、その価値を減衰させていくようにしましょう。
不動産売買における利益を求めるのに簿価が必要
売却価格と簿価を比較しながら、売却のタイミングを見極めたり、金額を設定したりしていきますから、簿価はたいへん重要なものだといえます。
簿価は毎年一定の金額が減衰していきますが、時価は景気に大きく左右されます。
不動産の売却を検討しているなら、簿価と時価を比較し不動産会社に相談しながら、いいタイミングを探していきましょう。
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