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UP DATE2020.11.29

不動産売買で司法書士が必要なのはなぜ?流れとともに解説


不動産売買をする際には、司法書士に手続きを依頼する場面が出てきます。
言葉としては知っているけれど、司法書士が具体的に何をするのか知らない、という人も多いでしょう。
司法書士が不動産売買においてどのような業務をするのか、以下より見ていきましょう。
 

司法書士って何をする人?

司法書士は、登記申請の書類作成や申請の代理などをおこなう、国家資格を所持する人です。
不動産売買では、おもに不動産所有権の移転や抹消などの権利に関係する手続きをする際に、司法書士に依頼します。
 
これらの手続きは、司法書士にしかおこなえないものではありません。
しかし大きなお金が動く契約において、相手が信頼に足るかどうかわからないとき、売主も買主もリスクを負いたくはないものです。
そのようなとき、双方の間で中立的な役割を果たすのが司法書士です。
 
その道のプロとして司法書士が介在してくれることで、手続きを滞りなくおこなえますし、売買代金を安心して支払うこともできるのです。
 
また不動産関連以外でも、債務整理に関する業務などもおこなっています。
金融機関との個別交渉や裁判所での手続き、債務の減額や免責、変更などの手続きをおこないます。
司法書士が中立的な立場で当事者同士の間に立つことにより、円滑な交渉をすることが可能なのです。
 

不動産売買での司法書士の役割

不動産売買での司法書士の具体的な仕事は、抵当権の抹消登記や、住所氏名の変更登記などをおこなうことです。
これらは代理人として、委任状を受け取ってする仕事です。
 
単に売主と買主の間に立って書類の受け渡しをするだけでなく、権利書が本物かどうか、押印は実印であるかどうか、書類が偽造されていないかなどについて、詳細に確認をします。
 
そうあるものではありませんが、詐欺が疑われるような不動産取引である可能性も、ゼロではありません。
詐欺まがいの不動産取引を未然に防ぐという役割も、司法書士は担っているのです。
 
依頼を受けると司法書士は、その不動産の登記簿を事前確認し、準備を進めます。
抵当権の確認からはじまり、名義がどうなっているのか、取引の障害になるものはないかなどもチェックします。
そして売主買主双方に、決済までに準備しなくてはならないことを周知し、決済に備えます。
 
決済当日は決済がおこなわれる現場に出向き、書類の確認や本人確認などを入念におこない、書類への署名押印を確認します。
所有権の移転登記が問題なく進むことを確認し、買主が売却代金の支払いをします。
 
売主にお金が支払われたことが確認できたら、司法書士は印鑑証明書や委任状などの必要書類を携えて、法務局で所有権移転登記をおこないます。
以上が、決済当日までに司法書士のおこなう業務です。
 

不動産売買で司法書士に支払う報酬は?

司法書士に支払う報酬は、法で定められているわけではありません。
基本的に依頼者との合意によって決められますが、だいたいの基準が司法書士事務所ごとにありますから、事前に確認しておきましょう。
 
抵当権抹消登記や登記名義人の住所氏名変更登記などの業務ごとに、司法書士報酬+実費の支払いが必要となります。
 

司法書士に業務を依頼することで不動産売買がスムーズに

司法書士は不動産売買の際、登記の移転などで依頼することが多い国家資格保持者です。
必ず司法書士を介在させなくてはならないという義務はありませんが、素人である売主と買主のみで不動産売買の契約を成立させるのは、現実的に難しいところがあります。
 
登記は不動産の権利を示したものであり、現在の所有者が誰なのか、対象となる不動産がこれまでどのように取引されていたのかを示す、大切なものです。
登記の移転をする際に司法書士に依頼することで、手間のかかる書類の準備や作成なども問題なく進められますし、その他の手続きもスムーズに運びます。
 
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